屋根の塗り替えについて (屋根の形)

屋根の塗り替えについて
(屋根の形)

屋根にはいろいろな形があります。ここでは代表的な屋根の形についてご紹介いたします。

① 切妻屋根(きりづまやね)
最も一般的な屋根の形です。棟(屋根の頂部)を境に2方向に傾斜する「逆V字型」が特徴です。三角形の屋根が見える部分を妻側と呼びます。山型を直角に切断して妻を出しているので切妻屋根といいます。

② 寄棟屋根(よせむねやね)
棟から四方向に傾斜する形(降棟くだりむね)の屋根です。棟が中央に向かって四方から寄せられていくような形のもの寄棟と呼ばれます。四柱造りとも呼ばれています。

③ 片流れ屋根(かたながれやね)
全体が一方向に傾斜している屋根です。比較的容易に工事ができます。

④ 方形屋根(ほうぎょうやね)
頂点から四方または八方へ同じ角度で傾斜する屋根です。お寺などでよく見かけます。

⑤ 入母屋根(いりもややね)
切妻屋根と寄棟屋根を合わせたような形です。上部が切妻、下部は寄棟屋根を合わせたよ
うな形です。高級感ある外感になります。

⑥ はかま腰やね(はかまこしやね)
切妻屋根の棟の途中から傾斜する屋根です。隅切りまたは半切妻とも呼ばれます。

⑦ しころ屋根(しころやね)
寄棟の上に小さな切妻を乗せたような形です。

屋根というのは、建築物の上方で建物を覆う物を指します。雨風や雪、強い直射日光から家を守る大切な存在ですが、建物のデザインや地域性、またその土地の気候に合わせてさまざまな形状の屋根があるのです。たとえば切妻屋根や寄棟屋根、片流屋根、陸屋根、入母屋屋根、方形屋根、マンサード屋根、越し屋根など。
切妻屋根というのは棟から両側に勾配のついた屋根があり、側面側の妻側が壁になっているもの(社寺建築では切妻造りともいいます)。寄棟屋根は棟を中心に四方に流れをもつ屋根形状。片流屋根は一方向のみに勾配がつけられたもので、陸屋根は屋上を設ける場合に用いられるタイプ(屋根に勾配を設けないフラットな形状です)。入母屋屋根は寄棟屋根と切妻屋根を組み合わせた形状(社寺建築では入母屋造りともいいます)で、方形屋根は四方からの棟が中央の一点に集まる四角錐のような屋根、マンサード屋根は別名「腰折れ屋根」ともいわれる急勾配の屋根です。さらに越し屋根というのは、通風や採光のために棟の上に設けた小さい屋根を指します。屋根リフォームの際には、こうした用語を知っていると安心ですね。

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